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レッスンのこと、音楽のこと、プライベートなこと…
どんな先生か、どんな教室か、覗いてみてください。

教室百景
世田谷上町音楽教室
日々のレッスンの中のちいさなできごと、日常の風景をご紹介していきます
教室百景⑮ ステージと緊張
先日発表会を終えましたが、やっぱり毎回てんやわんや。 特に緊張感との戦いは、何回舞台に上がっても慣れない人もいれば、いつも余裕な人、今回に限ってガチガチの人。 発表会、ステージ、オーディション…緊張しない方法があれば、と思う人もいると思います。 ある意味心身ともに戦闘状態にあるわけで、決して悪いことではないのですが…。 絶対に緊張しない方法はないとも聞きましたが、私の経験でわりと効くよ、と生徒に伝えている方法を記しておきます。 ○しっかり準備 まあ、そうですよね、練習しないとね。 ○うまく演奏できたらラッキーくらいに考える 特にオーディションだと、どうしても実力100%以上、と肩に力が入りがちですが、80%くらいで上出来、半分でも合格点ぐらいの気持ちで臨みましょう。 ○経験を積む 非日常と思うから緊張するわけで、人前での演奏が日常になれば、多少は。 ○深呼吸、他のことを考える 深呼吸は言うまでもないですが、本番のことを考えすぎると緊張しすぎてしまうので、思考を別の方向に向けます。なんでもいいんですが、会場の中で赤い色探し、とか。...
5月28日


教室百景 その⑭ 体験レッスン
新年度の変わり目には、お教室を探して面談・体験レッスンに来てくれる子が増えます。 どんな子かな?このお試し教材難しくないかな?簡単すぎないかな? と私もドキドキ…実は舞台に上がるときなんかより断然緊張してしまいます。 最初からこんにちは~っ!と楽しみにしてくれてたんだな、とすぐ分かるくらい元気な子、 小さな声で名前を教えるのが精いっぱいな子…緊張が伝わってきます。 「ピアノ、大きい!」「音大きい!きれい!」と新鮮な反応で、今いる古株の生徒さんたちも、ああ、こうだったな…と懐かしくなります。 一度だけ、体験レッスンが成立しなかったことがあって心残りなのですが、緊張しすぎてしまって泣き出してしまい、お母さんから離れられなくなってしまい…もう数年前なので、今頃は人見知り、場所見知りもよくなってるかな、と思い出します。 元気すぎて、あちこちの引き出しをあけたり、ピアノのふたをいきなり閉めて、「けがするからダメ!」と初顔合わせにしていきなり叱った子もいましたが、入会して数年は元気のまま、やがて落ち着いて、最後の発表会でロマンチックな曲を弾いて卒業していきま
3月18日


教室百景 その⑬ 3.11特別編
3月に入って、日差しは春なのにちょっと風が冷たいな、という日は、どうしても東日本大震災を思い出してしまいます。 あの日あの時、午後のレッスンの開講前で、パソコンで配布するお手紙の作成が終わった直後でした。 初めて体験する大きな揺れに、どうしたらいいかオロオロするばかり。 その後のレッスンも、中止の連絡が取れず、来る生徒もいないだろうと思っていたのですが、何人か来てくれて、びっくりするやら心配するやら。 それをきっかけに、災害時の対応について見直しをし、避難場所を調べ、入会時など折々にお知らせしていくようになりました。 ところで、今の児童クラスの生徒さんに震災について聞くと ほとんどが「生まれてない!」 生まれてても「記憶にない」 あるいは「教科書で読みました」 という答えにえ、そんなに時間経った!?とびっくり。 あまりにも衝撃的な出来事って、記憶がクリア過ぎて時間経過を忘れてしまうんですね。 語り継ぐことも必要かと思うので、3.11のレッスンの日は一言を忘れません。 コロナ禍のときもしみじみ感じましたが、平和あっての芸術、音楽を楽しめる日々が続く
3月10日


教室百景 ⑪ 叱りますよ私
どこかにも書きましたが、優しい先生=怒らない、叱らない、ではありません。 必要な時にしっかり叱ることができる、というのは常々目指しているところです。 マナー・挨拶・言葉遣い、最低限のことができなければしっかり叱ります。 そしてもうひとつ… 今日怒られた生徒さん、足台の高さを調節するハンドルを、足でいたずらして叱られました。 先日怒られた生徒さんは、ピアノのふたを勝手に閉めて怒られました。 その前に怒られた生徒さんは、必要もないのに椅子の高さ調節のハンドルを回して怒られました。 ドアを力任せに閉めて叱られた生徒さん、廊下を走ってきて怒られた生徒さん…。 もうお分かりですね、怪我や事故につながる行動をしたときは遠慮なく怒ります。 1対1なので目は届きやすいですが、それでも予想外の行動をする時があり、ひやりとします。 指を挟んだりという事故は、ほんの一瞬で起こるので、自分でも気を付けてもらわないとなりません。
1月5日


教室百景 ⑩ 優しさと厳しさと
他の教室から移動してきた生徒さん。 数回通ってこちらの教室の雰囲気に慣れたところで、前のお教室の愚痴が、まあ止まらない止まらない。 一言でいうと「厳しい」ということなのですが…。 聴いているだけなので一概には言えませんが、教材選びも基礎を抑え、注意内容も的確、とてもしっかりした良いお教室のように思えます。 残念ながら前任の先生の思いが届かなかったようで、相性もあるので移動はもちろん選択肢としてありなのですが、私自身、いろいろ考えさせられてしまいました。 お教室選びで「優しい」をキーワードにしている方も多いと思いますが、優しさの種類もいろいろ。 表面的な優しさだけでなく、本当に生徒のことを想った優しさを持っているか、ということが重要ですよね。 私自身が気を付けていることは、「言葉は優しく指導は鋭く。必要な時はちゃんと叱る」 ちなみにくだんの生徒さん、長続きすることはありませんでした。 芸事には時に厳しさも必要、理解できなければ…何をか言わんや、ですよね。
2025年12月9日


教室百景 ⑨ いろいろあるよね
新生活、夏の暑さ、運動会の練習、遠足などの行事、定期テスト。 定期的に顔を合わせていると、今日は疲れているね、今日はご機嫌だね、と様子の変化もよくわかりますが、疲れているのは、体力面ばかりではありません。 限られたレッスン時間、めいっぱい使いたい派なので、あまり余計なおしゃべりをする余裕もありませんが、それでもぽつぽつと、つい愚痴や弱音が聞こえることもあります。 おうちの人に叱られたんだね、お友達と喧嘩したんだね…。 何も言わないけど、今日の音はとっても元気がなくて悲しそう。 こちらの生徒さんは、あんなに張り切って習っていたのに、ここのところとってもやる気がなくなってしまいました。 年齢的にも、反抗期に突入のようです。 やれ、と言われるとやりたくないのなら、逆手にとってやるな、と言ってみましょう。 帰り際、愚痴大会が始まりました。 ごめんね、次の人来ちゃうからあんまり聞いてあげられないけど、吐き出すだけ吐き出したら、眉間のしわは伸ばしておうちに帰ろうね。 習い事の先生というのは、距離感がちょうどよくて話しやすいのかもしれません。 心身の安定は音へ
2025年11月5日


教室百景 ⑧ 泣きたい時は、見守るよ
気が付けば歴もだいぶ長くなって、いろいろなタイプの生徒さんに出会ってきました。 だいぶ対応の引き出しも増えてきたな…とは思いますが、 ごくまれではありますが、どうしてもレッスンがストップしてしまうことがあります。 それは、泣き出してしまう生徒さん。 理由はだいたいひとつで、できないことが悔しい!ということで、負けず嫌いという意味ではいいことではあるのですが、涙が一遍出てしまうと自分でも止められず、楽譜も鍵盤も見えなくなって、弾くことができなくなってしまいます。 最初のころは私も、叱ってもいないのになんで!?などとおろおろしてしまっていましたが、大丈夫?などと声掛けすると、余計に収拾がつかなくなってしまうので、弾けそうならそのまま弾いてもらうし、無理だったら落ち着くまで、横で静かに譜面を見たり、鼻歌を歌ったり、何か弾いてみたりするようにしています。 時間がたてばまた落ち着いて弾き出すこともあり、今日はおしまいにしよう、宿題出しておくからまた来週ね、ということもあり。 ほかには、強烈な人見知りで…ということもありましたが、無理せず、何回か教室を覗きに
2025年10月19日


教室百景 ⑦ 中上級の生徒さん
教材の選択は、生徒さん一人一人の好みや希望に沿うもの、弱点を補うものなど、長い目で見て必要なものを適宜選択していますが、自由曲に関しては、なるべく「今」弾きたいものを優先して選ぶようにしています。 レベルが上がってくると、弾きたい曲や好みがしっかり見えてくるので、リクエストをもらったり、こちらからこんな曲はどう?と楽譜を見せたり。 学年が上がるごとに忙しくなるので、「塾の講習があるから少しやさしめにしよう」「今週定期試験が終わるから、新曲にしよう」などと相談します。 中高生の生徒さん二人、たまたまほぼ同時に曲が仕上がりました。 歴もほぼ一緒、腕前もだいたい同じですが、やりたい曲の選択がまったく違って面白いなあと思います。 ひとりは前の曲よりほんの少しだけレベルを上げた曲。 今の気分は癒しがほしいようで、イージーリスニングに近いイメージが良いとか。 もうひとりはかなりの大曲。 時間がかかってよいので、難しいほどファイトが湧くそうです。 さらにもうひとり、どうしてもやりたい大曲のために、基礎トレになる練習曲をすごい勢いで頑張っている生徒さん。...
2025年10月17日


教室百景その⑥ 大きくなったねえ
習い事の性質上、最低でも数年、長いと10年以上お付き合いさせていただくわけですが、毎週会っていると気づきにくいですが、ふと、ああ…大きくなったなあ、と感慨深い瞬間があります。 例えば補助の足台を外すとき。 ペダルの使い方を教えるとき。 敬語が使えるようになったとき。 身長が追い越されたとき。 スケジュールの調整が自分でできるようになったとき。 メイクをするようになったとき。 ピアスをするようになったとき。 声変わりしたとき。 音楽を通してだけの関わりですが、これからどんな人生が待っているのかな…と思いを馳せています。 来ていた生徒さんが親御さんになって…というケースはまだですが、今の私の夢の一つです。
2025年8月17日


教室百景⑤ マーチ、ワルツ、ララバイ
これはみんな勉強するよね、という課題の中に、子守唄があります。 シューベルトやブラームスなど有名な子守唄はもちろん、土地や国て歌い継がれてきた、どこか懐かしい、聞いたことのある優しいメロディー。 しかし…特に小さい生徒さんたちは、元気がありあまっているので、子守唄ロックver.かいっと言うくらいの勢いで弾いてしまうことが… 静かで優しい、しっとりとした音楽って、案外難しいんですね。 先生が(自分も)眠くなったらOK、としていますが、なかなか眠気が訪れません。 逆に、たいていの子が得意なのが、マーチ。 マーチってなんでしょう?と聞くと???でも、運動会の時とか、入場するとき音楽かかるでしょ…というと「ああ!」とピンとくる様子。 中にはそんなに早く歩く!?とか、右足と左足、ちょっとでこぼこだね…ということもありますが、それはご愛嬌。 やはり経験に照らし合わせるのが、上達の早道なのですね。 もう一つ、必ず勉強するのがワルツですが、三拍子というのが難しいのです。 いちっ!にっ!さんっ!ととっても三角を感じるワルツ…。 そこで、ディズニーランド、行ったこと
2025年7月16日


教室百景④ ドレミ唱のススメ
当教室では、特に児童科の生徒さんには、ソルフェージュとしてドレミ唱を取り入れています。 音感やテンポ感などの基礎の導入に、最適な方法なのですが… 先生の真似してね、カエルのうただよ。 ドレミファミレド♪ ドレミカミレド♪ …ん? ミファソラソファミ♪ ミファソファソラミ♪ うんうん、確かにファとラって聞き取りにくいよね。 でも、音の名前の中に「カ」はないよね。 生徒さん本人より、一緒にいたおうちの人が大受け。 と、笑っているのもつかの間、このドレミ唱大変に効果的で、数年もすると、ピアノの音がちゃんとドレミに聞こえてくるのです。 今日のレッスンで、ばりばりと聴音(ピアノで弾かれるメロディーを聞き取って、楽譜に書き起こす)の課題をこなしていた生徒さんも、こんな時期があったよなあ… と感慨深くなる私なのでした。
2025年7月12日


はじめましての他己紹介
こちらをご覧の方は、お教室を探している方が多いと思います。 どんな先生か分からないのに、面談の申し込みもなかなかハードルが高いと思いますので、少し他己紹介をさせて頂こうと思います。 なぜ他己紹介かというと… ふと気が付いたのですが、お教室を卒業する生徒さんや保護者の方に良く...
2025年7月5日


教室百景③ 受験とピアノと
昔は、高校で初めて受験するのが当たり前で、中3の夏くらいでお休みするのが平均でした。 5~6歳で始めたとすると、10年弱くらいは習っていることになるので、演奏の基本はだいたい身についており、受験後再開するにしろやめるにしろ、全く弾けなくなることはなく、例えば大人になって、一人で楽譜に向き合ったりしても、多少苦労はするでしょうが、十分趣味として楽しめるレベルまで達していることになります。 時代の流れか土地柄か、中学受験をする生徒さんも多いのですが、ピアノレッスンとしては、一番大事な時にお休みになってしまったり、何を身に付けたんだろうという段階でやめてしまうことになったりするので、悔しい思いをすることもしばしば。 そんな中、当教室にも、ものともせず続けてくれている生徒さんたちがいます。 今年はとうとう、受験本番の週のみお休み、というつわものが出ました。 大学受験のストレスを、ベートーヴェンをガンガン弾いて紛らわした、という人も。 成績が落ちてしまったら、ご家族の理解も難しくなってしまうため、勉学優先でね!と伝えてはいるのですが、さすがつわものたち。.
2025年7月4日


教室百景② 練習量は、長い目で
どんな楽器でも、習得には家庭での練習が欠かせません。 昔習っていた方は、たいてい練習しないで怒られた記憶があるのではないかとおもいますが、最近は習い事も複数、早い時期に塾に通ったりと、事情も様々なので、1週間の練習不足で叱ることはしていません。 もう少し長いスパンで見て、停滞してるな、と思ったら、曲替えようか?とか、このままだと、ちっちゃい子に抜かれちゃうよ〜(本来比べる必要はないのですが、プライドくすぐり、効きます)などと声掛けしています。 さて先日の生徒さん。 発表会から3週間。 頑張っていたので気が抜けたのもわかりますが、そろそろネジ巻きたい…けれど。 「いや〜今日も譜読みに付き合わされただけだよ。眠くなっちゃったよ」 と釘を刺すつもりで言ったのに、当の本人には軽く笑い飛ばされてしまいました。 私もつい、つられ笑い。 でも次の週はしっかり練習してきてくれたので結果オーライ。 どんな言葉が効くか、本当にそれぞれですが、上手くハマった時は、心の中でガッツポーズしています。
2025年6月30日


教室百景① 眠気との戦い
暑くなってくると、生徒さんたちの体力残りが心配になってきます。 「あれ、今日は疲れてるねぇ」と声をかけると、「運動会の練習暑かった…」 最近は夏日になるのも早く、春に運動会をやる学校も多いので、あくびを噛み殺しながらということも…。 プール開きともなると、低学年の生徒さんは、自分の演奏に眠くなってしまうことも。 一緒に来室していた保護者の方も、「子守唄かと思った…」とついうとうと。 ピアノの音が脳波をα波にするらしいので、最高のリラックスタイムではあるのですが、レッスン時間も限られているので、ちょっと歌ってみようか、リズム打ちしてみよう、と細かく課題を変えて、なんとか眠気が飛ぶよう工夫しています。 一生懸命レッスンに挑む(まさに挑む)小さな生徒さん、レッスン終わりには、私の中でロッキーのテーマが流れています。 新小学校1年生、保育園に通っていた生徒さんの親御さんがよく、「園より学校のほうが短いからきっと大丈夫です」とおっしゃるのですが、「いえいえ、たぶん予想以上に疲れますよ」 実際始まると「先生のおっしゃる通りでした~」 新生活・新しい環境に馴染
2025年6月16日


はじめましての自己紹介
東京都世田谷区の小さな音楽教室です。レッスンのこと、音楽のこと、日常の雑感・・・ はじめましての方にも、ご存知の方にも、もう少し知っていただきたいと思い、開設(引っ越し前のHPでやっていたので、再開かな)しました。 音楽歴は、HPのプロフィールに記載の通りですが、どんな先生かな、と興味を持ってきてくださった方に少しプライベートな紹介を… ★音楽はもちろん好きですが、クラシックを聴くとお仕事モードになってしまうので、プライベートでは違うジャンルのものを聴いています。わりと何でも聴きます。歌謡もロックも、ゲームや映画音楽も。 ★趣味は読書、というより活字中毒なので、図書館に通って濫読しています。 美術館・博物館めぐりも大好きで、上野にしょっちゅう通っています。 案外コンサートなど舞台鑑賞はしません。 これを言うと年寄扱いされるのですが、昔のステージのほうがレベルが高かった…。 (私の師匠も同じことを言っていたので、理屈でいうとどんどんレベルが下がっていることになりますが…思い出補正でしょう) ★好きな食べもの 年のせいか、最近は肉より断然魚、特に刺身
2025年5月24日


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