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教室百景③ 受験とピアノと

  • 2025年7月4日
  • 読了時間: 2分

更新日:3月27日

昔は、高校で初めて受験するのが当たり前で、中3の夏くらいでお休みするのが平均でした。

5~6歳で始めたとすると、10年弱くらいは習っていることになるので、演奏の基本はだいたい身についており、受験後再開するにしろやめるにしろ、全く弾けなくなることはなく、例えば大人になって、一人で楽譜に向き合ったりしても、多少苦労はするでしょうが、十分趣味として楽しめるレベルまで達していることになります。

時代の流れか土地柄か、中学受験をする生徒さんも多いのですが、ピアノレッスンとしては、一番大事な時にお休みになってしまったり、何を身に付けたんだろうという段階でやめてしまうことになったりするので、悔しい思いをすることもしばしば。


そんな中、当教室にも、ものともせず続けてくれている生徒さんたちがいます。

今年はとうとう、受験本番の週のみお休み、というつわものが出ました。

大学受験のストレスを、ベートーヴェンをガンガン弾いて紛らわした、という人も。

成績が落ちてしまったら、ご家族の理解も難しくなってしまうため、勉学優先でね!と伝えてはいるのですが、さすがつわものたち。

そしてさらに、就活のかたわら続けているつわものが。


今日の生徒さんは高校生。

そろそろ定期試験では…と聞くと、

「ハイッ!今日からです!」と元気に答えてくれました。

道理で練習がはかどっていたね、ストレス解消に練習時間が増えるんだね…。

一応、課題を出すこちらも、少し減らすとか、新曲は試験が終わってから、などと気を使っているのですが、ピアノ大好きなつわものたちにとっては、関係ないようです。

休憩で動画を見ると時間泥棒だけど、ピアノなら何曲弾くなど決められるからいい、と言ってくれる生徒さんもいて、立派に成長しているなぁと感慨もひとしおです。

自己管理ができ、音楽が好きで気分転換になっているからだと思うのですが、ぎりぎりまでレッスンを続ける生徒さんほど、第1志望や難関校合格率が高い…応援しかできない私ですが、誇らしいです。

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