コミュニケーション力、足りてますか その1
- 8月7日
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ちょっとまじめな話をしようと思います。
仕事柄、またプライベートでも、音大ほか入試関係、音楽や演劇系のオーディション関係、企業の人事関係の方の話を聞くことも多いのですが、特に最近、みなさん口をそろえて、「実力もさることながら、コミュ力がほしい」とおっしゃいます。
そんなにコミュニケーション能力低い子増えてるのかなあ…と思っていましたが、ここ数年、特にコロナ禍明けくらいから私も感じることが多くなりました。
例えば、レッスン中の問いかけに対して返事が返ってこない子は昔から一定数いましたが、明らかに数が増えていると感じます。
伸ばす音符を伸ばさずにとってしまった時、
「これは何個(何拍)伸ばす音符だっけ?」に対して、
「2個」などと答えてくれれば、分かってるのに間違えただけだな、あるいは、そもそも分かっていなかったな、と指導の目安になるわけです。
ところが、分からないのか間違えを恐れているのか、首をひねってくれればまだしも、固まった状態で時間だけが過ぎていく子、答えずに同じところを弾いて同じことを繰り返す子…。
「何個伸ばすのかな?」「わからない?」
「間違ってもいいから大きな声で言ってみよう」
「覚えてないのかな」「前のページにも出てるよ、これは弾いた曲だよね」
などと繰り返し投げかけますが、レッスン時間にも限りがあるので、らちが明かない時は、「これは3個伸ばす音だよ、点がついてるよね」と先に進まなくてはなりません
理解と定着にもつながるので、なるべく口に出してもらいたいのですが…。
上記は低学年の子にみられる例ですが、中高生以上は、特に二極化していると感じます。
年齢が上がるほど、オーディションや入試など、明確な目的をもって来る子が増えますが、いざ面談してみると、例えば
私「レッスンの課目は、何を希望しますか?」
生徒「…え。…。…。」
私「オーディション対策だと、歌と、あとソルフェージュもかな」
生徒「…えっと。…。…。…。はい。…。」
私「課題曲は何が出てる?」
生徒「…。…。あ…。」
私「調べてないの?」
生徒「あ…。…。…はい。」
かと思えば、
生徒「合唱部です。声楽で音大の推薦入試を狙っています。ピアノは小学校の時5年くらいやりました。」
私「志望校は決まっていますか」
生徒「まだどこを受けるかは迷っていて、これから出る入試要項を見て決めます」
私「じゃあ、それまでは歌とピアノとソルフェージュの基礎、という感じだね。」
生徒「はい、お願いします。曜日と時間はここが来られます」
と簡潔に済む子…。
私は教える立場なので、どちらの子も等しく教えますが、入試やオーディション、就活だったら…確かに、言いたくなる気持ち、分かりますよね。



